大魔王ローンと融者ワンシーター【序章③】
前回のあらすじ
冒険者ギルドでcava(カバ)ちゃんと出会った犬舌(いぬした)。
そこでお布施を求められる。
躊躇する犬舌(犬舌)であった。
しかし、このお布施は融者への道のりを進むことへの本気度を測るためのものであったが今の犬舌(いぬした)は知る由もなかった。
悶々とする日々
冒険者ギルドに登録はしたいが無一文になってしまう。
犬舌(いぬした)は思った。
大好きな夜遊びが出来なくなってしまうと。
だが、大魔王を打倒したならば富と名声が約束されている。
舌なめずりをしながらそんなことばかり考えている。
時間が無い
冒険者ギルドに登録できる人数は決まっていると話は聞いていた。
悩んでいる間に枠が無くなってしまう。
再度、冒険者ギルドへ
不純な動機ではあるがお布施をするべく冒険者ギルドへ足を運んだ。
お布施を済ませれば冒険者ギルドにすぐ登録できるもとばかり思っていた犬舌(いぬした)であったが、どうやら条件があるらしい。
銀の協会より適正審査を通過するというものだ。
さらに、銭闘力を一定以上に高めなければいけないと。
融者の適正審査
すでに乙判定が下されていた犬舌(いぬした)は絶望した。
諦めるしかないのか。
その様子に気づいたのかcava(カバ)ちゃんが口を開きこう言い放った。
冒険者ギルドがあなたを全力でサポートします。
炭酸の弾けたような笑みは忘れずに。
話を聞くと適正審査は二段階で行われ、まず一段階目を通す必要がある。
審査そのものは銀の協会が執り行うが冒険者ギルドの推薦があれば通りやすくなるらしい。
大人の事情ってやつなのかと心の中で犬舌(いぬした)は思った。
それはあくまでも一段階目の適正審査での話。その次に控えている二段階目の適正審査は本人の銭闘力が必要となる。
必要な銭闘力
復活した大魔王に対峙するまでに多くの魔物とも対峙することとなる。
その魔物の群れを抜けなくては話にならない。
真剣な顔のcava(カバ)ちゃんから伝えられた必要な銭闘力は・・
300万であった。
お布施とは別に必要ということだ。
適正審査の依頼
やらずに後悔するよりはやってみて後悔をする方がいいと犬舌(いぬした)は思い適正審査の依頼をした。
その結果が全てなのだから。
作者より
どうも、ワンシーターです。
二度目にモデルルームに行ったときの話ですね。
銭闘力・・つまり自己資金については僕の方からの提案ですけどね(汗)
住宅ローンの仮審査をお願いしてOKなら契約しますよ的な流れです。
ちなみに乙判定を受けたのはネット銀行さんです。中古マンションを検討しているときです。じぶん銀行さんは翌日に乙判定でしたが・・
SBIさんはweb申し込みしたらメールで「受け付けました」が届くのと一秒遅れで審査結果の案内が来ました。
もちろん乙判定ですけどね。
物件価格の105%とか110%が借りれる上限の所をぶっちぎって130%で申し込みしましたからね。当然の結果です。
提携銀行さんに住宅ローンの仮審査をお願いして、その結果が出るまでソワソワしてたのを今でも覚えています。OKが出ない事には何も始まりませんからね。
こんな変なカテゴリーですが見てくれてありがとうございます。
また見たくなったら【大魔王ローン】で検索してください。